二宮神社 (神戸)| にのみや |Ninomiya Shrine 神社の分類と系統:浅間
神社の分類と系統:浅間
平安時代初期の頃にはすでに、日本一の霊山として朝廷から崇められていた富士山ですが、大噴火によって国土が荒廃してしまい、これを憂いた第十一代垂任天皇が、富士山麓に奉じた浅間大社(静岡県:式内社、官幣大社、駿河国一の宮)が総本山で、富士山の八合目以上の全域が、同大社奥の宮の境内とされています。
御祭神の木花開耶媛命(このはなさくやひめのみこと)は、伊弉諾、伊奘冉の間に生まれ、すべての山を司る山の神・大山津見神(おおやまつみのかみ)の末娘で、天孫降臨した瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の妻にあたり、第一代神武天皇の祖父である山幸彦の母にあたります。
分祀社は、富士山を眺望できる地域を中心に約1300社を数えます。