二宮神社 （神戸）| にのみや |Ninomiya Shrine 別天神（ことあまつかみ）五神

別天神（ことあまつかみ）五神

遠い昔、天と地が二つに分かれた時、高天原に三人の神様が生まれます。 最初に生まれた祖先神が、天之御中主神（あめのみなかぬしのかみ）で、次に天照大御神とともに高天原を統治し、神武天皇東征時に八咫烏を遣わすなどした高御産巣日神（たかみむすびのかみ）、続いて神産巣日神（かみむすびのかみ）が生まれました。 この三神によって天地創造、万物生成が成されたので、特に「造化三神」と呼ばれています。 さらに、造化三神が創造した生物に生命を与える宇摩志阿斯訶備比古遅神（うましあしかびひこじのかみ）、天上を永遠に支える天乃常立神（あめのとこたちのかみ）が誕生しますが、ともに非常に貴い神様なので、先の造化三神と合わせて、別天神（ことあまつかみ）とし、以後高天原に生まれてくる天神（あまつかみ）と区別されています。 　　別天神五神は、そろって出雲大社（島根県：式内社、官幣大社、出雲国一の宮）にお祀りされています。